インドネシアへの原発輸出

2007年07月11日

今日はインドネシア語講座の本講座第1回目のレッスンです.
楽しみだわぁ、と思っていたら、インドネシアに関して気になる情報が入ってきました.
わたしにもなにかできることがあるか、考えてみたいと思います.

以下、Greenpeace Japan Mail Magazine【 グリーンピース・ビジョン】より転載。
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インドネシアへの原発輸出を止めよう!


インドネシアを含む東南アジアには、原子力発電所がありません。

しかし現在、自国では原発建設が厳しくなっている日本などの企業が、原子力技
術を維持するために海外進出を狙っており、日本政府などの支援のもとにインド
ネシア・ジュパラ県でのムリヤ原発建設計画を進めています。

しかし、2年前にはジュパラ県付近で大地震が起きており、原発を設置するには
危険な場所です。なぜ土地が不安定なジュパラ県へ不必要な原発の建設を進める
のか、政府からの公式な説明も、実行可能調査の結果も地元民には知らされてい
ません。しかし、住民を無視した原発建設計画は着々と進んでいます。

地元住民たちのあいだでは、原発反対の声が急速に大きくなっています。6月に
開かれた集会には数千人が参加し、中央政府への原発抗議行動を繰り広げました。
グリーンピース東南アジアもその集会に参加をし、不透明な政府の行動に異議を
唱えました。

グリーンピースは、日本のNGOと共同で、「ムリアは無理や!」(ムリ無理)
キャンペーンを行いました。活動の一環として、7月3日から9日にかけて、イン
ドネシア地元代表ヌルディン・アミンさんや、グリーンピース東南アジア気候・
エネルギー問題担当のヌル・ヒダヤティとともに日本政府や国際協力銀行、企業
に対し、インドネシアの原発導入計画を支援しないよう、申し入れました。

インドネシアは、風力や太陽光など自然エネルギー源が豊富な島です。地球温暖化
問題を解決するのは原発ではなく、自然エネルギーの導入とエネルギー効率の向
上を進めるべきだと、ヌル・ヒダヤティは述べています。

ジュパラ県を含むインドネシアの80%の住民の生活は農業、林業、漁業に支えら
れています。この原発輸出が遂行されれば、地元民の自然と共存した生活は破壊
されかねません。また、日本が東南アジアで初めての原発を建設することになり
ます。これを引き金に、隣接した他の東南アジアの国々も原発建設に着手するの
は必然です。この穏やかでない流れを止めるのは、今しかありません。グリーン
ピースは、この計画を止めるため、引き続き活動を続けてゆきます。


◎詳細はこちらから:
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/nuke-export/?gv

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Posted by いろは at 12:43│Comments(0)暮らし
 
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